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ぼっち駐妻のアメリカ奮闘記

専業主婦不適合な駐妻が、心身健康かつ日本での再就職を目指す記録

(マタニティ記録) ホスピタルツアー

アメリカあれこれ マタニティ駐妻
アメリカでは、妊婦検診を受けるクリニックと
出産をする病院が異なることが多いため、
出産前に病院を見学する「ホスピタルツアー」なるものがあります。

私の場合、クリニックと病院は同じ建物ですが、
産科なんて日本でも見学したことがないし、
事前に見られるなら…と夫ともども興味深々で、楽しみにしていました。
(ミッドワイフ(助産師)がボランティアでやっているようで、クリニックからの正式な案内はなく、ドクターに「こういうのありますか?」と聞いて、教えてもらいました。)

参加した結果、行って本当に良かったです。
特に、夫の意識を高めるのに役立ちました。
周りでは、「案内がなくて知らなかった」「どうせ英語わからないし、入院後はされるがままだろうから行かなかった」という方もいたのですが、
英語がわからなくとも行くべし!
ちょっと出産が楽しみになりました。

今回、初めて、アメリカ人がアメリカ人のために開く講習を聞いたのですが、
私の英語はまだまだ甘かった…。
夫いわく、「目が白黒してたよ」と。
講習の内容が書いてあるテキストがあって、助かりました。
いつも、私と喋ってくれてる人たちは、私に合わせて喋ってくれてるんだなぁと実感しました。

まずはボランティアの助産師の自己紹介。
日本と違ってるなーという点は、「〇〇大学〇年度卒の△△△です。」と紹介していたところ。
キャリアにおいて出身大学も重視されるアメリカらしいと思いました。

助産師は4人いましたが、みんな2014年、2015年卒業の人。
日本だったら、まだまだひよっこ社会人って感じでしょうが、かなり堂々としていて、
話してる内容はよくわかっていないけれど、話が上手だなーと感心。

講習の内容は
【駐車場】
通常の有料駐車場と別に、優先駐車場がある。
優先駐車場は少し値段が高いから、それが嫌な人はエントランスで妊婦を降ろして、通常の駐車場に停めてもいい。
(陣痛とか始まってる状態でたかだか数ドルをケチる余裕はないと思うので、優先駐車場を使いますっ!)

【受付】
陣痛または破水があったら、病院に電話してから来院する。
受付でregistryを書く。
(病院の系列のクリニックにかかっている人は幾分か省略されるらしいけれど、焦ってる時に英語の書類は嫌だな…)
付添人もPhoto IDを提示して、visitor passを発行してもらう。
(これがないとLDRがある階や入院室の階には入れない)
受付が済んだら、triage roomというところで、陣痛や破水の状況をチェックして、入院かどうかが決まる。

registryや付添人の登録など事前にできそうなこともあるのになぁ…と思いつつ、とりあえず、聞いといて良かった…。
パニックにならないよう、早めに行ってしまうかも…です。
(時間次第では日本語の電話通訳を呼び出すのに時間がかかりそうだし…。)

【入院時の持ち物】
本人…基本的にこだわりがなければ何もいらない。
ガウン、スリッパ、枕などお気に入りがあれば持ってくる。
赤ちゃん…退院時の洋服、おくるみ、チャイルドシート
病院内でのものは全て揃っている。

DVDやCD、ノートパソコン、カメラなど、リラックスして過ごすためのもの。

(2日くらいしか入院しないし、日本の病院の入院グッズを参考にしながら、適度に荷造りしたいと思います。)

LDR
陣痛、分娩、回復(約3時間くらい)を過ごす部屋。
立会いは3人まで可能。
ソファベッドがあるので、1人は宿泊可能。
バスタブのついたシャワーがあり、リラックスのために使っても良い。
DVDプレイヤーやCDプレイヤー、FREE Wi-Fiがあるので、お気に入りのものを持ってきてリラックスできるようにする。
(陣痛、分娩でそんな余裕ある!?と思ったけれど、そういえば、基本的に無痛分娩って言ってたしなぁ…と、思い出す。本当に無痛分娩って「無痛」なのかな?)

写真は撮ってもいいけれど、医療行為を行っている時は断ることもある。
医療スタッフが写り込む時は、スタッフに許可を得てからにする。(肖像権とか?)
三脚は禁止。

【入院室】
個室。トイレ、シャワー付き。
母子同室。
(新生児室もありましたが、空っぽでした。)
ソファベッドがあるので1人は宿泊可能。
DVDプレイヤーやCDプレイヤー、FREE Wi-FiLDRと同じ。
13歳以下は入院室のある階には入れない(感染症予防のため)ので、面会の時は違う階に行く。
広々としていて、ここにたった2日はもったいないなーという印象。

【産後の検査】
赤ちゃんは新生児スクリーニングといって一定の検査がある。
(出生後○時間とか決まっているから、夜中でもやることがある。)
母乳カウンセラーみたいな人が部屋を訪問するから、母乳の練習をする。
(病院自体が母乳に一生懸命な様子。)

【食事】
メニュー表の中から好きなものを選ぶ。差し入れもOK。
(経験者によると、オーダー通りに来ることはないらしい。病院併設のカフェテリアでテイクアウトしてもらうか、スタバのパンなどを差し入れしてもらったという人も。)

pantryというところには飲み物やスナック、アイスクリーム、サンドイッチなどが用意してあるから、24時間好きな時に食べて良い。
(経験者によると、これがありがたいらしい。夜中に食べるアイスクリームが最高だとか。)

【赤ちゃんと来客のセキュリティ】
赤ちゃんがつけるバンドに、GPSが付いている。
バンドを外さないままエレベーターの前の扉を突破しようとすると、アラームが鳴り、
病院中の外に出るドアの鍵が閉まる。
(見学の時に扉を見ましたが、ロックの音がいちいち大きくて厳重でした。)

来客は都度Photo IDを受付に見せて、visitor passを発行して面会する。

【出生届】
病院にいる間に全部記入して、病院から届出を出してくれる。
なので、事前に名前を決めておかなければならない。

退院までに必ず設置しないと退院できない。

【臍帯血の寄付】
白血病などの治療に役立つとか。プライベート(有料)で保存する方法もあるとか。詳しくはドクターに聞くようにとのこと。

【写真屋さんの営業】
病院に常駐している写真屋が、各部屋をまわって、写真撮影をするから、気に入ったら買える。とのこと。
この手の記念写真、買ってしまうんですよね…私たち夫婦は…。
テンション上がりすぎないようにしないと。

【その他】
もらった資料の中には、産後doulaボランティアのこと、里親のこと、金銭的な補助のこと、虐待防止のためのボランティアグループのことなど、いろんなケアをしてくれる団体のリーフレットもありました。
苦しい状況の人が助けを求められる制度をさりげなく出してくれる優しさだなぁと思いました。
(ドラマ「コウノドリ」とかでもソーシャルワーカーの人が色々と手助けしていたけれど、知られていない制度とかたくさんある気がします。)

【院内の見学】
上記の説明をふまえて、院内を見学。
(見学のときの感想は上にも少し書いていますが。)
日本でいう「周産期医療センター」的な大きな病院なので、いくつもLDRがあり、迷子になりそうでした。
見学した時間は夜8時ごろだったのですが、見たのは医療従事者ばかり。
分娩も入院も個室だし、出歩くことはあまりないのかなーと思いました。
ナースステーション的なところでは、モニターで陣痛の様子を管理してるようで、何人ものお産が進んでいる感じでしたが…。
もっと叫んでたり、慌しかったりするのかなーとイメージしていたけれど、比較的穏やかな雰囲気でした。
(アメリカは医療従事者が日本に比べて圧倒的に多いっていうのも関係しているのでしょうか?)

話を聞いて、見学をした今の状況では、至れり尽くせりな感じの病院。
「一体、おいくらかかるの!?」と心配になって、保険のホームページで調べてみました。
(保険会社の過去の支払いの実績などから、平均値が出ているのです。)
一応、夫の会社は日本と比べて損しないよう…な保険に入ってくれているということだったので、日本の健康保険組合から出産一時金がでれば、納得だね!という値段でしたが。
よくよく考えたら、入院日数が日本は5、6日で、アメリカは2日ということを比べたら、やっぱりアメリカは病院代高いなーと思いました。


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