娘が満4ヶ月になった位から、
なぜだか右側のおっぱいを拒否するようになりました。
飲み始めて5分も経たずに、急に体を反らせてギャン泣きするのです。
慌てて、左側に向きを変えると、何事もなかったかのようにゴクゴクと飲み始めます。
左ばっかりになるけれど、それでも娘が満足するほど飲めているようだったので、
気になりつつも1週間くらいそのやり方を続けていました。
持病の甲状腺の数値をチェックするためにfamily doctorのオフィスに行った時に、
「他に気になることはないか?」と言われたので、片側のおっぱいだけ娘が嫌がることを話しました。
すると、すぐにラクテーションコンサルタント(母乳の専門家)の予約を取ってくれて、相談にのってもらいました。
状況を一通り説明しました。
・お腹が空いている時の方がよく吸い付くと思って、右→左の順番に飲ませている。
・結果的にほとんど左しか飲まないが、足りない様子はない。
・飲まない右の方は張って痛いというようなこともない。
アドバイスとしては、
・右が出にくい、飲みづらいのを赤ちゃんは気づいて、しかも、泣けば飲みやすい方に変えてくれると知恵がついているようだ。
・まず左を飲ませて、おっぱいを作る指令を脳から出させてから右を飲ませた方が、出が良くなる。
・張らないからと言って、そのままにしているとどんどん生産量が減ってしまうから、吸ってくれなくても、搾乳などをして刺激を与えること。
ということでした。
確かに左→右とした方が、落ち着いて右も飲んでくれています。
ちょうどアドバイスを受けた同じ頃に、私自身が喉が痛いから始まり、咳、鼻水…と体調不良になってしまいました。
鼻、喉が不快なだけで、日常生活には影響なかったのですが、体は正直でした。
明らかに母乳の量が減りました。
かなり順調だった左までなんだかぺしゃんこ…。
焦って、すぐにスーパーに走り、「mother's milk」というハーブティーを購入しました。
味は…薬と思ってガブガブ飲みました。
鼻水、咳の元になったウイルスが消えたからか、ハーブティーが効いたのかわかりませんが、体調が戻ると同時に母乳の生産量も復活してきました。
一度、どちらも生産量が減って飲みにくくなったのを経験した娘は、
「出にくくても飲まにゃイカン!」と理解してくれたのか、
今では右も左も分け隔てなく飲んでくれるようになりました。
もうしばらくして、完全に本調子に戻ったら、1回ごとの片側授乳に戻そうと思います。
最近、冷凍母乳を登場させ、哺乳瓶で飲ませました。(私の誕生日ということで前日夜にすこーしだけワインを飲んだので…。)
こちらも飲みにくい、または、いつもと飲み心地が違うということで、大暴れ&ギャン泣きでした。
母乳をあげるわけにはいかないので、どうにかこうにかなだめて、最後は娘も疲れて黙々と飲み始めました。飲んだ後は即朝寝…。
ここで、心優しいお母さんならば、
「こんな思いさせるなら、直接おっぱいあげるためにもう、お酒飲まない!」って思うでしょうが…。
私は…
「夫に預けたり、人に預けた時に困るから、もっと頻繁に哺乳瓶の練習しなきゃ!」と思ってしまいました。
お酒は…前はあんなに好きだったのに、どうでもよくなっていました。(というよりも、あらかじめ冷凍母乳を作ったり、しぼりたての母乳を捨てるなど、面倒な工程をしてまで飲まなくてもいいなー、ということです。)
もうすぐ離乳食を始めます。
おっぱいだけが娘の栄養素というわけではなくなるから、少し緊張感が取れつつ…も、なんだか寂しいような気がします。